サステナビリティ

マテリアリティ

基本方針

PHCグループは、長期的なサステナビリティへの取り組みにコミットします。「わたしたちは、たゆみない努力で健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し豊かな社会づくりに貢献する」ことを経営理念として掲げており、サステナビリティはこれを形にしていく最重要課題と捉えています。

そのような考え方に基づき、PHCグループがグローバルに取り組む重要課題(マテリアリティ)の11領域と、それぞれの指標(KPI)を設定しました。中期経営計画「Value Creation Plan」と連動させながらグループ一丸となって推進し、社会の持続可能な発展に貢献していきます。

基本方針 図

マテリアリティ

特定プロセス

基本方針に基づき、重要課題(マテリアリティ)を特定しました。最高執行責任者(COO)及び最高戦略責任者(CSO)を筆頭に、全事業部門と本社部門から組織横断的に、またグローバルに検討チームを立ち上げ、全社をあげて議論を進めました。

  1. STEP1

    社会課題の抽出

    PHCグループが特に注力して取り組むべき社会課題について、GRI(Global Reporting Initiative)やSASB (Sustainability Accounting Standards Board)、SDGs、ISO26000といったサステナビリティに関連するグローバルスタンダードをもとに私たちが取り組むべき社会課題を網羅的に洗い出し、ロングリストを作成しました。

  2. STEP2

    重要性評価

    社会課題のロングリストは、社会や社外ステークホルダ―の皆さまにとっての重要性と、経営理念や事業成長をはじめとしたPHCグループにとっての重要性の2軸で評価しました。そして、お客さまやサプライヤー、ビジネスパートナーの皆さま、さらに、従業員は若手から幹部までグローバルに意見をヒアリングしました。

    重要性評価 図

    また、各事業部門及び本社部門でワークショップを実施し、上記重要性評価の結果をベースに重要課題を絞り込み、ショートリストを作成しました。

  3. STEP3

    目標値設定

    重要課題を絞り込んだショートリストの取り組みを推進するための目標値設定を行いました。社会に対する責任を果たすという方針のもと、それぞれを推進する事業部門及び本社部門と議論を重ね、設定しました。

  4. STEP4

    承認

    重要課題と目標値は、経営会議及び取締役会で議論・審議を経て承認されています。

ESG
区分
マテリアリティ KPI 目標値※1 2023年度
実績値・進捗
2024年度
実績値・進捗
Environment 気候変動への取組み※2 二酸化炭素排出量の削減(Scope 1, 2) 2040年までのカーボンニュートラル
2030年までに42%削減(2023年比)
Scope 1:15,861 tCO2e(基準値)
Scope 2:35,304 tCO2(基準値)
Scope 1 & 2:50,259 tCO2e
基準年比:-1.8%(-906 tCO2e)
二酸化炭素排出量の削減(Scope 3) 2030年までに25%削減(2023年比) Scope 3:793,687 tCO2(基準値) Scope 3:804,771 tCO2e
基準年比:+1.4%(+11,084 tCO2e)
省資源化による環境への配慮 製造拠点・ラボ等における連結売上高あたりの取水量の削減 2030年までに15%削減(2023年比) 1.2 m3/百万円(基準値) 1.1 m3/百万円
基準年比:-8%(-0.1 m3/百万円)
連結売上高あたりの梱包材量の削減 2030年までに10%削減(2023年比) 12.8 kg/百万円(基準値) 10.4 kg/百万円
基準年比:-19%(-2.4 kg/百万円)
製造拠点・ラボ等における連結売上高あたりの廃棄物量の削減 2030年までに20%削減(2023年比) 17.0 kg/百万円(基準値) 16.6 kg/百万円
基準年比:-2%(-0.4 kg/百万円)
サーキュラーエコノミー社会の推進 製造拠点・ラボ等における廃棄物のリサイクル割合
(サーマルリサイクルは含みません )
2030年までに90% 46% 50%
プラスチック梱包材における再生プラスチックの割合 2030年までに10% 0% 2.2%
Social 事業の発展を支えるヘルスケアイノベーションの創出 PHCグループの特許出願件数(意匠、実用新案含む) - 155件 164件
PHCグループで保有する登録特許件数(意匠、実用新案含む) - 4,306件 4,160件
新製品・サービスの上市数 - 93 55
成長領域における売上高(先端治療開発ソリューション・デジタルヘルスソリューション・個別化検査・診断ソリューション) 2025年までに860億円 410億円 394億円
製品の安全性と品質への責任 FDA warning letterの件数 0 0件(達成) 0件(達成)
リコールを実施した件数 - 2件 3件
サプライチェーンマネジメントの強化 PHC グループサプライヤーサーベイの回答率※3 95% 95%(達成) 95%(達成)
医療アクセスの改善 新興国・途上国における売上 - 493億円 562億円
活力のある組織文化の醸成 管理職のジェンダーダイバーシティ 2030年までに
女性30%以上
-※5 24.3%
従業員エンゲージメントサーベイスコア 前年比
1ポイント以上改善
62ポイント
前年比 -1pt
67ポイント
前年比 +5pt(達成)
従業員の教育及び能力開発の充実 - PHC Academy Skill Database PHC Academy (Next Generation)
Sikill Databese
Governance コーポレートガバナンスの強化 取締役会における多様性(国籍) - 25% 30%
取締役会の有効性評価 年1回実施 1回実施(達成) 1回実施(達成)
機関投資家・証券会社アナリストとの打ち合わせ回数 - 95回 106回
リスクマネジメントの強化 リスクマネジメント委員会の開催回数 年2回実施 キックオフを実施 年4回(達成)
コンプライアンスに関する研修を受講した従業員の割合 100% 100%(達成) 100%(達成)
サイバーセキュリティの強化 サイバーセキュリティ・データ保護に関する研修を受講した従業員の割合 100% 100%(達成) 100%(達成)
重要なITベンダーにおけるサイバーセキュリティレビューの実施割合(2年間で全てのベンダーをレビュー )※4 100% 100%(達成) 100%(達成)
PHCグループサイバーセキュリティ委員会の開催回数 年4回以上 年4回(達成) 年4回(達成)
  • ※1適切な目標値の設定が困難なKPIについては「-」と表示しています。議論中の項目については目標値が設定でき次第、開示します。
  • ※2温室効果ガス(GHG)排出の区分については、以下のとおりGHGプロトコルに基づいています。
    Scope 1:燃料燃焼等による自社からの直接排出
    Scope 2:購入した電気や上記等のエネルギー生産に伴う間接排出
    Scope 3:Scope 2以外の間接排出(購入した製品・サービス、輸送、販売された製品の廃棄等)
  • ※3対象は、各事業会社における資材調達の主要サプライヤーとしています。
  • ※4情報セキュリティの観点から、FY23では国内のISMS認証適用範囲を対象としておりました。FY24では、PHCグループ全体に対象を拡大しております。
  • ※52023年度女性管理職比率(連結ベース)は未集計のため、記載を省略しております。

SDGsマトリックス

PHCグループ は重要課題(マテリアリティ)に基づくサステナビリティ活動を通じ、SDGs達成へ貢献しています。PHCグループの取り組みがSDGs の169のターゲットにどのように貢献するかマトリックスで示しています。