《ここがポイント！》

• 中医協総会で2026年度診療報酬改定に向けた議論が行われ、急性期入院医療の評価を病棟単位から病院単位へ転換する方向性が示された。
• 厚労省は救急搬送件数や手術件数による評価を論点として提示。これに対し日本医師会の江澤委員は「病院は瀕死の重傷状態」と経営危機を訴え、大きな見直しを慎むよう強く要望した。
• 一方、健保連の松本委員は救急搬送や全身麻酔手術の実績に応じた基準設定が必要との見解を示した。