《ここがポイント！》

• 日本化学療法学会など4学会は、重症感染症治療に必須のメロペネムとバンコマイシンの原薬国産化を求める要望書を福岡厚労相に提出した。
• メロペネムはカルバペネム系抗菌薬の9割シェア、バンコマイシンは抗MRSA薬の8割シェアを占める。
• 両薬剤の原薬は100％海外に依存しており、地政学的リスクで供給途絶の可能性を指摘。安定確保医薬品カテゴリーAに選定された薬剤として、原薬国産化の必要性を強調した。