経営課題への助言と実践的な監督を通じ、透明性の高い経営体制を強化
PHCグループは、「中期経営計画2027」において、診断・ライフサイエンスドメインへの注力を通じた持続的な成長の実現を掲げています。この目標の達成に向け、当社は精緻な技術力とグローバルな事業基盤を活かし、さまざまな施策を実行していると認識しています。
一方で、社外取締役として現時点の経営課題を客観的に捉えると、①事業ポートフォリオの資本効率の一層の改善、②グローバル市場における環境変化への対応、③成長投資と財務規律の両立が重要な論点であると認識しています。
私はこうした課題に対し、(1)グローバル市場のベストプラクティスの導入、(2)資本効率を重視したポートフォリオ最適化、(3)施策の進捗を管理するKPIの設定という3つの視点から助言し、資源配分とガバナンスが両立する体制を独立した立場から監督しています。
中長期戦略においては、特に成長領域への投資判断の規律ある遂行と、その成果を測る定量的なモニタリングを注視しています。
経営陣には、変化する市場環境の下でも戦略の実行力を高め、投資回収の道筋を明確に示していただくことを期待しています。また、従業員の多様な声を取り入れ、革新的なアイデアが継続的に創出される企業文化となるよう、引き続き支援してまいります。