統合報告書 2025

Corporate Strategy中期経営計画2027

前回の中期経営計画公表後、外部環境が大きく変化する中で課題が顕在化したため、その解決とともに診断・ライフサイエンス領域を核とした「中期経営計画2027」を策定しました。

現状
On Track
事業セグメントの再編成
ヘルスケア ITソリューション
  • WHSの買収による顧客基盤の拡大と政策関連需要の取り込み
  • グループ内の健康経営事業の再編
バイオメディカ
  • 細胞遺伝子治療(CGT)領域での新製品(ライブセル代謝分析装置(LiCellMo™)の上市)
Off Track
糖尿病マネジメント(BGM/CGM)
  • BGMは先進国で市場が予想以上に縮小し、売上収益や利益率が想定以上に悪化
  • CGMは認知度向上やオペレーション面で課題が残り、全世界の使用者数の伸びが想定を下回る
病理
  • ターンアラウンドは現在も進行中
LSIメディエンス
  • 精度管理図の不適切事案が発生、管理体制の改善を推進
取り組むべき課題
外部環境が変化する中、
事業再編や投資を進めるものの
課題が顕在化
キャッシュ創出力の低下
資本効率の悪化
3つの成長領域の
収益化の遅れ
糖尿病マネジメント領域:
糖尿病をお持ちの方の増加に伴う市場の拡大、先進国を中心としたBGMからCGMへの移行
ヘルスケアソリューション領域:
医療DXの進展、特殊検査の需要拡大、医薬品開発支援の堅調な需要
診断・ライフサイエンス領域:
がんの早期発見と個別化医療を含む先端治療法の低コスト化の重要性の高まり、細胞・遺伝子治療の市場の高い成長性
新たなビジョンを定め、診断・ライフサイエンス領域を
核とした新しい中期経営計画を策定

※下記の画像は、下部にありますスクロールバーにカーソルをあてて左右に移動させながらご覧ください。

中期経営計画の概要