廃棄物削減の取り組み ーバイオメディカ事業部ー
PHCバイオメディカ事業を展開するPHC群馬地区では、地域社会との連携のもと、廃棄物の削減とリサイクル率の向上を通じて、持続可能な社会の実現に貢献する取り組みを進めています。
業者の選定や分別の徹底を図ることで、これまで廃棄物として処理していた資材に新たな価値を見出し、資源として再活用する仕組みを構築しました。例えば、段ボールや電気製品のコード部分を適切に分別することにより、従来は廃棄対象であった物品を資源として再利用可能としています。さらに、紙コップの分別や製品廃プラスチックの再資源化といった日々の小さな工夫の積み重ねが、リサイクル率の着実な向上につながっています。
こうした継続的な取り組みにより、2024年度にはリサイクル率99.82%という高水準を達成しました。 2025年度においても、PHC全社の目標である98.00%の達成に貢献すべく、引き続き高いリサイクル率の維持と改善に取り組んでいます。
これらの取り組みにより、廃棄物処理にかかるコストの軽減とともに、環境負荷の低減にも寄与しています。また、本活動は群馬地区に勤務するすべての従業員(社員、派遣社員、協力会社を含む)の協力のもと推進されており、環境意識の醸成や知識の共有を通じた環境教育とも密接に連携しています。一人ひとりの意識変革が、 職場全体の環境対応力の向上につながっています。
廃棄物を「不要なもの」から「価値ある資源」へと転換するこうした取り組みは、PHC群馬地区が地域社会とともに歩む姿勢を体現するものであり、当社のESG (環境・社会・ガバナンス)目標の達成にも大きく貢献しています。
今後も、環境保全と企業成長の両立を目指し、地域社会との協働を一層深めながら、持続可能な未来の実現に向けて取り組みを継続してまいります。
担当者の声
環境への取り組みにおいては、小さなことでも関心を持つことが大切です。分別やリサイクルといった日々の積み重ねが、企業価値の向上や地球環境の保全につながります。従業員一人ひとりが環境に配慮した行動を意識することで、より良い未来を築けると信じています。これからも身近なことから挑戦し続けていきます。
岡田 博さんPHCバイオメディカ事業部